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低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)

ここでは交通事故の後遺障害として認定される低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)についての概要や慰謝料の目安、事例などを紹介しています。

低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)とは

低髄液圧症候群とは交通事故などで脳脊髄腔が損傷し、脳脊髄液が漏出することによって髄液圧力が低下し、頭痛やめまい、耳鳴りといった症状が出ることを言います。

最近では髄液圧の低下が無くても脳脊髄液の減少によりこうした症状が見られることがわかってきました。

そのため低髄液圧症候群と区別して脳脊髄液減少症と呼ぶこともありますが、同じ意味で使われるケースが多いです。

最初はむち打ち症と診断されたものの、実は低髄液圧症候群だったということもあり、一般的にむち打ち症は半年程度で改善しますが、低髄液圧症候群は数年間症状が継続することがあります。

むち打ち症の後遺症としての低髄液圧症候群が主張されるようになったのは最近のことで、否定的な考え方も存在します。

したがって後遺障害を認めてもらうためには、まず低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)を発症していることを明確にすることが必要です。

その上で低髄液圧症候群と交通事故との因果関係を証明しなければなりませんので、かなり交渉が難しくなることが予想されます。

診断等級と損害額の目安

低髄液圧症候群は原因がはっきりしていないことと交通事故との因果関係を証明するのが難しいこともあり、後遺障害等級が認定されても第14級9号「局部に神経症状を残すもの」というケースが多いのが現状です。

したがって保険会社に被害者側の希望する慰謝料請求を認めてもらうためには弁護士への相談の必要性が出てきます。

交渉によって第9級10号「神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの」認定の可能性があるからです。

自賠責基準の慰謝料の最高限度額は14級では75万円ですが、9級になると616万円になりますので、かなり金額に開きがあります。

弁護士基準ではさらに高くなりますので交通事故事件解決の実績のある弁護士に相談することをおすすめします。