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あおり運転の罪状について

あおり運転はどんな罪になる?

あおり運転の罪状

昨今巷でも取り上げられる機会の増えた「あおり運転」ですが、どのような罪に問われるのでしょうか。

そもそもあおり運転という言葉自体は法律で使われる言葉ではなく、車に乗っている人が行う迷惑行為を指します。法律で使われていない言葉であるため、あおり運転という違反条項は存在しません。

法律上はあおり運転によって違反する法令によって罪に問われることになります。

代表的なものは、車の幅寄せによる道路交通法第70条の安全運転義務違反、車間距離を詰めることは道路交通法第26条の車間距離保持義務違反、ハイビームの威圧目的での使用は第52条減光等義務違反などです。

さらに、相手をケガさせてしまった、またはケガをさせる恐れのある場合は刑法の暴行罪や傷害罪、強要罪にもあたる可能性があります。

実際に相手を負傷させたり、死亡させてしまった場合は危険運転致死傷罪違反となります。

相手にケガを負わせていなくても、ケガを負わせるような可能性のある行為をした場合でも暴行罪が成立しますので、あおり運転をする意図がなくても車を運転する身であれば知っておくべきでしょう。

当然、このような罪に問われる場合は、免許停止となる可能性もあります。

人にケガを負わせてしまった場合は、免許停止よりも重い免許取り消し処分となる可能性もあるので注意が必要です。

あおり運転とはどのような運転のことか?

そもそもあおり運転とは、他の車やバイク、自転車に対して、不必要に車間距離を詰めたり、幅寄せを行ったり、ハイビームやクラクションを鳴らして迷惑行為を行うことを指します。文字通り、相手をあおる行為です。あおり運転が原因となって重大な事故を引き起こす可能性があるため、警察でも取り締まりを強化しています。

あおり運転に遭った場合の対処法

車を運転する人、バイクを運転する人であれば誰でもあおり運転の被害に遭う可能性があります。もしあおり運転に遭った場合は、まずは警察への連絡が必要です。あおり運転の場合、相手が直接暴行を加えてきたり、言いがかりをつけてきたりするケースが後を立ちません。その場合は、あなただけでまともに取り合ってはいけません。警察に仲介してもらうのが良いでしょう。ドアや窓を内側からロックし、車外に出ないのも1つの手です。特に高速道路や交通量の多い道路などでは車外に出ることで後続車とぶつかってしまう可能性もあります。まずは警察を呼んで、到着するまで待ちましょう。その後、警察に間に入ってもらってから状況を説明しましょう。その際、ドラブレコーダーや携帯電話での録画・録音があればそれを使って説明するのも有効です。

あおり運転に遭わないためにはどうすればいいの?

あおり運転をする人は、車の運転でイライラするのが原因であおり運転を繰り返します。そういう人を刺激しないように、スピードを出して近づいてくる車がいたら道を譲る、急ブレーキや急発進、割り込みをしない、追い越し車線を使う場合は、追い越し後はすぐに元の車線に戻る、制限速度を著しく下回るようなスピードで運転しないといった方法が挙げられます。

ドライブレコーダーはあおり運転の立証や防止のためにも必要

あおり運転に遭って警察を呼んだとしても、あおり運転の状況が立証できなければ、あおり運転をした人との言い争いとなるだけで埒が明きません。ドライブレコーダーで録画をしておくか、携帯電話での録画が有効となります。自分の身を守るためにもドライブレコーダーを付けておくのが良いでしょう。

あおり運転の被害にあったら弁護士に相談しよう

あおり運転の対策をしていても、被害にあってしまう可能性があります。あおり運転をする加害者のなかには、一般常識ではあてはめられない人も少なくありません。万が一、暴行を加えられたり、車を壊されたりした場合に車の保険では保証ができないこともあります。 あおり運転などのもしもに備えて、弁護士保険に入っておけば、事後の処理や賠償の請求もスムーズにすすめることもできるので万が一に備えて弁護士保険への加入も検討してみるといいでしょう。